網膜静脈閉塞症とはどんな眼病？めばえは予防に効果的？
眼の網膜での出血のことを眼底出血
といいますが、そのなかでも非常に
頻度の高いものが網膜静脈閉塞症です。
網膜の静脈に血栓ができて詰まる、
そして血管がふさがり、そのため、
出血がおこります。
範囲や閉塞してからの期間によって
網膜からの出血もさまざまです。
網膜の中心部（黄斑部）に浮腫が
及んでしまうと視力が低下します。
中高年に多く、動脈硬化の強い人に
起こりやすいと考えられています。
広範囲に網膜の血管が閉塞している場合は
血管新生によって硝子体に大出血を
起こしたりします。
また、血管新生緑内障という、
治療の難しい重症の合併症を
おこすこともあります。
初期の段階の発見、
そして合併症の予防が大切です。
さて、この網膜静脈閉塞症を
予防するのに、サプリめばえの
成分は効果的か・・・？
めばえの主成分はルテインという成分です。
ルテインには強い抗酸化作用があり、
それが網膜を守ってくれます。
しかし、血管の詰まりが起こらないように
はたらくといった効果効能はありません。
網膜静脈閉塞症は、要するに脳梗塞や
心筋梗塞と同じことが眼の網膜で
起こっている状態です。
血液をサラサラにして血流を改善する
ことが予防のポイントとなります。
それには、ルテインよりも、
もっと、例えばＤＨＡやＥＰＡといった
成分の方が効果的といえるでしょう。
お魚からとれるＤＨＡやＥＰＡには、
コレステロールや中性脂肪をおさえ、
血流をよくするはたらきがあります。
それともう一つ、
眼科医もおすすめの成分があります。
それは、納豆から抽出される
ナットウキナーゼという成分です。
血管の詰りの原因は、血液中に血栓が
できてそれが溶解しないことです。
ナットウキナーゼには、その血栓を
溶解しやすくするはたらき・効能が
あるのです。
そのＤＨＡ、ＥＰＡ、ナットウキナーゼの
３つともが入っているサプリで
おすすめといえるのが下記の２つです。
①小林製薬ナットウキナーゼ・DHA・EPA(30粒入*3コセット)
①のサプリはナットウキナーゼサプリの
中でも廉価版といえるものです。
②は逆に、ハイグレード版です。
値段的なものをうと、①は３か月分で
3700円程度ですが、それが②の定期購入
１カ月分の値段とだいたい同じです。
つまり価格差が３倍あるということ。
しかし、②のきなりというサプリには、
クリルオイルというものが使われています。
このクリルオイルに含まれている
ＤＨＡやＥＰＡは水にすばやく溶ける
タイプのものなのです。
つまり吸収性がよいということ。
この吸収性の良いＤＨＡ・ＥＰＡのためか、
中性脂肪やコレステロールを気にしている
多くの人から高い評価を受けているのです。
それと、アスタキサンチンという成分を
あなたはご存知ですか？
非常に抗酸化力の強い成分で、
多くの目のサプリにも使われている
成分です。
動脈硬化予防にも
効果的な成分といわれています。
きなりにはそのアスタキサンチンも
含まれています。
血液の数値と目の両方を
気にされているのなら、値は張りますが、
きなりの方がいいかも知れません。
めばえにもアスタキサンチンが
わずかに入っていますから、
効果がないわけではないと思います。
しかし、網膜静脈閉塞症、そしてその原因
となる動脈硬化や高血圧も予防したいのなら、
サプリはこれらの方がおすすめです。
でも、症状が現れたら、まずは病院に
行くようにしましょう。
そのうえでこれらナットウキナーゼサプリ
についても相談してみるといいと
思いますよ。
